日焼け予防対策

2022年10月26日

部屋の中にいても紫外線は届いています。外出していないから大丈夫、と安心せず、日焼け止めは出かけなくても付ける癖をつけましょう。日焼け止めは、日焼けしたくないからつけるだけではありません。シワやシミの予防としても重要なことになります。

ちなみに紫外線が最も強いのは4~8月です。曇りの日でも、日焼けする程度はあまり変わらないので注意しましょう。

日焼けの仕組みです。肌はメラニン色素を作ることで紫外線から受けるダメージを防いでいます。メラニン色素が作られると肌か黒くなります。メラニン色素は角質や垢とともに排出されますが、紫外線を過多に受けると過剰なメラニン色素を作り出します。この過剰なメラニン色素は、排出しきれずに残ることになます。これがシミと呼ばれます。

シワも同じようにできます。紫外線が肌の奥のほうの真皮層にまで届き、コラーゲン線維やエラスチン線維などを破壊します。これらはがなくなると、その部分がへこみ、ドンドンなくなるとシワになります。紫外線は標高が高いほど量も多いので、チベットなどの高地には深いシワがある方が多くいます。これから考えても、シミとシワの対策に日焼け止めは有効なようですね。

日焼け止めの商品の選び方としてはSPFが20~30、PAが++が適当です。あまりSPFの高いものを使うと、ゴワゴワして化粧の下地がうまく塗れなくなることがあるので注意しましょう。SPFはUVB(紫外線B波)に、PAはUVA(紫外線A波)に効果があります。日焼け止めはマメにつけ直す方が効果的です。出来れば、化粧直しのときに付け直したいですね。

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Posted by 管理人