肌のトラブル防止は肌診断~

2022年10月26日

最近何だかファンデーションのノリが悪い。季節の変わり目でお肌がカサカサする。目じりの小じわが増えてきた、などなど。中、高校生の時には思わなかった肌の調子悪さを感じている方も少なくないと思います。

年齢と共に増えるシワは、たしかにあります。笑ったときなどに出来る表情ジワも年齢と共にもちろん増えるでしょう。

でも、歳をとったから肌の調子が悪くなるわけではありません。肌の調子が悪いと感じてしまうという場合は、自分の肌質を間違って認識してしまい、自分の肌に合わないケアをしてしいる可能性が高くなります。

そういう方に多いのは、カサカサするから乾燥肌、油っぽいからオイリー肌、ただ単純にそう考えてお手入れをしています。自分の肌質を勘違いして、自分なりのケアをしてしまっています。でも、その間違ったケアを続けると、さらに症状を悪化させてしまう原因になりかねません。

間違ったお肌のケアは、小じわを増やしたり、肌のみずみずしさがなくなり顔色が悪くなったりする症状も引き起こしたりします。そうならないためにも、まず自分の肌質と状態を理解して、それから自分に合ったスキンケアが出来るようになりましょう。

まず、肌の状態を診断するには、おでこ、鼻、頬、口の周り、顎の保湿の状態を順番に見ることから始めてください。顔の部分によってお手入れを変えるほうが肌の状態はさらに良くなります。

例えばおでこの場合ですが、多少油っぽくなりやすいと思いますが、だからといって脂性肌と決めつけるのは良くありませんので注意してください。皮脂は誰でも出るもので、気温や湿度の高さで分泌量が変わるからです。

気温が高くなると水分が蒸発する度合いも大きくなり、肌は乾燥から身を守るために皮脂の分泌量を増やして水分の蒸発を防ぎます。だから、夏場は皮脂の分泌量が増えるので、おでこも冬より油っぽくなります。もちろん油っぽくなるのはおでこだけでなく、頬や鼻も一緒です。逆に冬場は皮脂の分泌量が減るので乾燥肌に傾くことになります。

なので、肌診断をするときには、季節も意識するようにすると良いと思います。各季節の自分の肌の状態を知っておくと、その時の自分の肌に合った肌のお手入れが出来るようになりますからね。季節ごとに最適な肌のケアをして肌の状態をベストに保ち、自身が納得できる肌を保つために肌診断をしてみてください。